「結局、メタボリックシンドロームの診断基準って?」
「じゃ、メタボリックシンドロームを予防・改善するには何をすれば良いの?」
こういった疑問に答えていきます!

この記事は、健康運動指導士&実践指導者、ダイエットインストラクターのペイが
解説していきたいと思います!まだまだ未熟ですが少しでもお役に立てられたら幸いです!

メタボリックシンドロームの診断基準
- そもそもメタボリックシンドロームってどういう状態?
内臓脂肪蓄積状態に
①高血糖
➁脂質代謝異常【高トリグリセリド(TG)血症、低HDLコレステロール(HDL-C)血症】
③高血圧など
の心血管危険因子が重積した状態です!
簡単に言うと、心筋梗塞などの疾患になる危険性・可能性が高い状態だと言うことです!
- 実際の診断基準は?

日本では、ウエスト周囲径(へその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上で
かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れると
「メタボリックシンドローム」と診断されます!
- 【おまけ】ウエスト周囲径の測定の仕方
①立位(立った状態)
➁軽呼気時(軽く息を吐いた状態)
③へその高さ
で測定していきます!
その際に被測定者は、両足をそろえ両腕は身体の横に自然に下げて腹筋に力が入らないようにします!
ちなみに、脂肪がかなり蓄積してへそが下に落ちてきている人の場合
肋骨下縁(肋骨の下側)と上前腸骨棘(骨盤の横の骨(腸骨)の一番突出している部分)の
中点の高さで測定します!

- 【おまけ➁】なぜへその高さで測定するのか?
へその高さでは、腹部の断面に肝臓・腎臓などの実質臓器は含まれないため!
ウエスト周囲径は、主に内臓脂肪と皮下脂肪の面積の和に値します
例えば、体重が10%減少する時、内臓脂肪は30%弱、皮下脂肪は20%強減少するので
ウエスト周囲径の減少は体重以上に体脂肪の減少をよく反映します!
メタボリックシンドロームを予防・改善する為の食事法紹介!
- 地中海食
地中海食とは、イタリア・ギリシャ・スペインなどの地中海沿岸の国々の人が食べている
伝統的な料理のことです!
特徴としては、オリーブ油・魚介類・野菜・くだもの・赤ワインなどが糖尿病に合併する
高トリグリセリド血症・低HDLコレステロール血症に対する低脂肪食に代わる食事として
推奨されています!

- DASH食
DASH食とは、主に高血圧のための食事療法です!
特徴としては、生野菜・くだもの・低脂質の乳製品・全粒粉・赤身の肉・魚介類・豆などの
摂取を推奨した食事で、メタボリックシンドロームの改善を認めています!

メタボリックシンドロームの改善プログラムは?
メタボリックシンドロームの改善の為には、5~10%の減量とその維持が重要になり、
身体活動(生活活動・運動)と食事を組み合わせてこれを達成しましょう!
体重1㎏の差に相当するエネルギー消費量の差が約50%とされます。
したがって例えば、ウエスト周囲径5㎝(≒体重5㎏)を減らしてその状態を維持する為には
1日50×5=250㎉
の負のエネルギー出納【=エネルギー摂取量ーエネルギー消費量】
を食事制限と活動量増加で作ればいい事になります!

まとめ
今回は大まかにメタボリックシンドロームについてまとめてみました!
難しい言葉や説明になっていたら、申し訳ありません!また違う記事で解説していきます!
まだまだ未熟なペイですが、少しでもお役に立てれたら嬉しいです!
では、また次回でお会いしましょう!
ペイのYouTubeチャンネル→https://youtube.com/channel/UCRxecVbr-MwCuKjZf9WySqg
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